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カラ−テレビ事件(1) <一本気な男 >

     白黒テレビの全盛期で、まだカラ−テレビが珍しかった
     昭和40年頃のお話です。

     以前、私の勤めていた会社に大野さんという、とても
     ユニ−クな人がおりました。
     当時の人気コメディアンの岡八郎に似ていると、大野さん
     自身で云っていましたが、岡八郎よりはずっと男前でした。
     とても力が強くて一本気な人でしたが、その半面若い者の
     面倒をよくみる、やさしいところもありました。
     大野さんのエピソ−ドは数多くあるのですが、いまでも
     語り種になっているカラ−テレビ事件を紹介します。

     −つづくー
2004.03.15



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