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おもしろい話 <砂のあるおやつ>

     むかし、田舎の子供のおやつは三日に一度は
     蒸したさつまいもでした。
     あるとき、、おかあさんがしまい忘れたのでしょう。
     キザラ砂糖が食卓の上にでていました。

     それを子供がちょっと食べてみると、さつまいもより
     ずっとおいしかったので、夢中になって食べていました。

     そこへおじいさんが野良仕事(のらしごと)から帰ってきて、
     「小僧さん、おじいさんにも砂糖をおくれんかな」
     といいました。
     すると、子どもは
     「砂があるから、じいちゃんには食べられないよ」
     といいました。

     −たしかに砂があります。

     ---おしまい---

2001.11


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