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おもしろい話 <砂のあるおやつ> |
むかし、田舎の子供のおやつは三日に一度は 蒸したさつまいもでした。 あるとき、、おかあさんがしまい忘れたのでしょう。 キザラ砂糖が食卓の上にでていました。 それを子供がちょっと食べてみると、さつまいもより ずっとおいしかったので、夢中になって食べていました。 そこへおじいさんが野良仕事(のらしごと)から帰ってきて、 「小僧さん、おじいさんにも砂糖をおくれんかな」 といいました。 すると、子どもは 「砂があるから、じいちゃんには食べられないよ」 といいました。 −たしかに砂があります。 ---おしまい--- |
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