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おもしろい話 <昔ばなし>

    むかし、むかし。
    あるところに、おじいさんとおばあさんが住んでいました。

    おじいさんは山へ柴刈りに、おばあさんは川へ洗濯に
    いきました。
    おばあさんが洗濯をしようとしていると、
    川上から大きな桃が、ドンブラコ、ドンブラコと流れて
    きました。

    おばあさんは桃を拾って帰ろうとしましたが、
    「まてよ。もしかすると、もうひとつくらいは桃が流れて
    くるかもしれないね」
    おばあさんは、川上の方を見ながら待っていました。

    しばらくすると、おじいさんが川上から流れてきました。
    「あれまぁ!おじいさん、どうしたの?」
    おじいさんは、山で桃を採ろうとして足をすべらせて川に
    落ちたのでした。

    みんなも、もし、山で大きな桃を見つけても、
    決して独り占めしないように。
    みんなで採ってなかよく食べようね。

    ---おしまい---

2003.09


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